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逆井 章
Fusion Engineering and Design, 34-35, p.45 - 52, 1997/00
被引用回数:4 パーセンタイル:37.13(Nuclear Science & Technology)JT-60Uでは、種々の計測装置をダイバータ部を観測できるように配置して、ダイバータの物理研究を行っている。ダイバータ研究において、炉心プラズマの定常化に向けて解決すべき、いくつかの重要な課題がある。その主なものは、熱・粒子の制御、排出、ヘリウム灰の輸送、排気、ダイバータ板上での不純物発生機構の解明、ダイバータの放射損失の分光的解明及びダイバータのモデリングである。特に、熱・粒子の制御、排出は、ITER等の実験炉の設計において、熱負荷をどのように許容値まで抑制できるか、問題となっている。このために、JT-60Uダイバータ部を3方向が観測できるように、3つのボロメータアレイを設置し、放射損失を測定している。これにより、高密度放電及び不純物ガスパフにおける遠隔放射冷却の進展、X点付近のMARFEに至る時の放射損失領域の挙動を明らかにした。
玉井 広史; 小川 宏明; 小川 俊英; 松本 宏; 小田島 和男
JAERI-M 86-143, 12 Pages, 1986/10
JFT-2Mトカマクにおいて、ICRF加熱時の不純物による輻射損失増大を抑えるためにアンテナ周囲をカ-ボンブロックで覆い低Z化を図ったところ、期待通りに輻射損失の低減を行なう事が出来た。これは、特にアンテナ近傍からの鉄・チタン等の金属不純物発生が抑えられた為であり、ICRF加熱時にアンテナ近傍電場が金属不純物発生に主要なる役割を果しているという不純物発生機構の理論的予測を強く裏付ける実験結果となっている。